佐野市の概要
地勢
佐野市は、関東平野の北端、栃木県の南西部に位置しています。地形的には、北部から北東部、北西部にかけては、緑豊かな森林や美しい清流など自然環境に恵まれた中山間地域、南部と西部は、住宅や産業基盤が集積する都市的地域と農業が展開する地域となっています。市の南東部、国道50号と東北自動車道がクロスする周辺の地区には、佐野プレミアム・アウトレット®やイオンモール佐野新都市などの大型商業施設があり、特に週末には県内はもとより、関東一円から多くの人が訪れています。
交通拠点
首都圏から 70キロメートル圏内に位置し、東北自動車道・佐野藤岡インターチェンジ、佐野サービスエリアのスマートインターチェンジ、北関東自動車道・佐野田沼インターチェンジ、出流原スマートインターチェンジと市内に4つのインターチェンジを持つ立地条件から、高速交通の要衝としてさらなる発展が期待されています。
自然・歴史・文化財
市内には、日本名水百選に選ばれた「出流原弁天池湧水」、万葉集にも詠まれ、かたくりの花が群生する「三毳山」、平将門の討伐やムカデ退治伝説で有名な藤原秀郷公が築いたといわれる「唐沢山城」、一千余年の歴史を持つ「天明鋳物」などの自然・歴史・文化的財産が各所にあります。
佐野市の魅力
佐野市は、日本名水百選に選ばれた「出流原弁天池湧水」、万葉集にも詠まれかたくりの花が群生する「三毳山」、令和3年4月現在、国指定史跡になった「唐沢山城跡」などの自然・歴史・文化的財産が各所にあります。 また、佐野らーめんを始めアウトレットモールなどの産業や観光、工業部門においても力をいれており、自然の豊かさでも他県から訪れる方に満足していただけるスポットも佐野市にはたくさん詰まっております。
佐野市の観光
佐野厄よけ大師、佐野プレミアム・アウトレット、道の駅どまんなか田沼といった観光スポットだけでなく、佐野らーめん、いもフライ、耳うどん、佐野黒から揚げといった独特の食文化を持つ佐野市。市ではそうしたさまざまな地域資源を「さのブランド」として認証し、市のイメージアップや地域経済の活性化を進めています。 そうした佐野ブランドの核となるのが佐野ブランドキャラクター「さのまる」。「ゆるキャラ®グランプリ2013」でグランプリを獲得したさのまるをけん引役として、佐野市を市内外にPRします。 そして佐野市の本当の資源は、この佐野に住む市民の温かさです。年間800万人を超える方々が佐野市を訪れますが、心温かな佐野市民がおもてなしの心をもってお出迎えすることで、一度とならず何度も訪れたい街となることを目指しています。
佐野ブランドキャラクター「さのまる」
「ゆるキャラ®グランプリ2013」で 120万票以上を集めて”優勝”した、佐野市が誇るキャラクターです。 佐野らーめんのお椀の笠に、いもフライの剣を持った佐野の城下町に住む侍。 自慢の前髪は麺で出来ている。世界に佐野の魅力をアピールするべく、お椀型の笠には雷門模様の代わりに、外国の方にもわかるようローマ字で「SANO」と書かれている。
さのブランド
特産品などの地域資源を「さのブランド」と認証することにより、市のイメージアップと地域経済の活性化を進めています。 “ブランドロゴマーク”のシールが付いている品物、のぼり旗が出ているお店がさのブランドの目印です。
親善都市
滋賀県 彦根市
江戸時代、佐野市の一部が、彦根藩井伊家の直轄地となっていた縁により、昭和44年8月7日に親善都市の締結をし、交流を行っています。
福岡県 芦屋町
室町時代、東の天明釜に対し、西の芦屋釜として並び称され、全国にその名を知られた縁により、平成10 (1998)年5月6日親善都市の締結をし、交流を行っています。
アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ランカスター市
ランカスター市は、アメリカ合衆国の中で、最も古い内陸の都市の一つです。歴史的に由緒ある建物も多く、特に市中心部には、アメリカで最も古い農業市場が残されています。平成6(1994)年10月1日、佐野市と姉妹都市の締結をし、毎年ランカスター市からのホームステイを受け入れたり、佐野市の中学生がランカスター市を訪れたりと、教育分野を中心に交流を行っています。
中華人民共和国 浙江省 衢州市(くしゅうし)
衢州市は中国浙江省の西部に位置し、人口227万人(2020年)の自然に恵まれた歴史ある都市です。平成9(1997)年11月11日、佐野市と友好交流協定を締結し、衢州市の代表団や視察団が佐野市を訪れたりするなど、行政分野中心の交流を行っています。