佐野には自然のエネルギーを感じられる場所、歴史的な転換点に影響を及ぼした場所、神聖な“気”が宿る場所が数多く存在します。あなたにあうとっておきの場所を見つけてみましょう。そして、日頃の疲れを癒やし、パワーチャージをしてみてはいかがですか?
佐野厄よけ大師
天慶7年(944年)奈良の僧宥尊上人が開いた寺。厄除け元三慈恵大師を安置して、厄除け、方位除けの祈願を続けています。正月になると大祭を開催し、厄除けをはじめ、身体安全や心願成就などのご利益があるパワースポットです。また、徳川家康の遺骨を久能山から還葬の際、この寺に一泊するなど、徳川幕府との縁も深いところです。
佐野市金井上町2233
☎0283-22-5229
犬伏新町薬師堂
慶長5年(1600年)の天下分け目の関ヶ原の合戦を前に、真田父子3人が密談した場所だと伝承されています。犬伏の別れは、大河ドラマ「真田丸」でも取り上げられました。
佐野市犬伏新町2061-1
☎0283-27-3011(佐野市観光立市推進課)
宇津野洞窟
鍾乳洞や石筍が見られる、総延長約100mの洞窟。約2億5000万年前に形成された石灰岩、ドロマイトを主とした地層が延長30km、直径8kmに分布しています。鍾乳石筍の神秘を感じられるスポットです。
佐野市会沢町1074
☎0283-27-3011(佐野市観光立市推進課)
9:00〜16:00
旧須花隧道(トンネル)
明治から昭和の各時代に造られた3つのトンネルが現存する須花坂峠。明治期のトンネルは延長117mあり、田島茂平氏らが8年の歳月をかけて完成させた手堀りのトンネルです。明治期、大正期のトンネルは、土木学会推奨土木遺産に認定されています。(明治、大正期のトンネルは現在通行できません)
佐野市下彦間町
☎0283-61-1177(佐野市文化財課)
出流原弁天池・磯山弁財天
磯山弁財天は、天暦2年(948年)に藤原秀郷が創建したと伝えられています。山腹にある弁天堂は、眺望豊かな三層楼の舞台作りです。また、麓にある出流原弁天池は、地下水が古生層の石灰岩を溶解して造った洞穴から流出して池をつくっており、県指定天然記念物になっています。水温は年間を通じて約16度に保たれており、ミネラルが豊富で透明度の高さから日本名水百選んいも選ばれています。
佐野市出流原町1262
☎0283-25-0228(磯山弁財天観光協会 ホテル一乃館)
朝日森天満宮
学問の神様・菅原道真公を祭神とし、佐野の天神様として親しまれています。参道には風情のある朱塗りの灯篭や石畳、陽明学者・中根東里撰文の「下野野天明郷菅神廟碑」もあり、佐野市の指定史跡にもなっています。また、例幣使が参拝した神社としても有名です。参道には約100本の梅の木が立ち並び、季節にんあると満開の梅が春の訪れをやさしく告げてくれます。
佐野市天神町807
☎0283-22-0434
龍江院
国指定重要文化財「木造エラスムス像」は、慶長5年(1600年)大分県に漂着したオランダ船リーフデ号の船尾に取り付けられていたものです。像の伝来理由は、江戸幕府の御持筒頭をしていた牧野成里の手に渡り、彼の知行地羽田村の菩提寺龍江院に牧野家ゆかりの品々と共に寄進されたためと言われています。現在では東京国立博物館の収蔵庫に保管されています。
佐野市上羽田町1242
☎0283-23-6063
一瓶塚稲荷神社
主祭神の豊受姫神は食物の神様です。長い年月この地の総社であった歴史ある神社です。初午祭は参拝としんこまんじゅうを買い求める多くの人で賑わいます。
佐野市田沼町1404
☎0283-62-0306